KTM 790 アドベンチャーRに1000キロ乗ったのでその感想とか

 レーシングスタンドは使わないけどスライダー代わりにスタンドフックを装着。 ココのネジ穴はM10のピッチ1．５ｍｍなので要注意！　　　KTM用と称して1.２５ｍｍピッチのネジだったりするものもたくさんネットで見かけますが、790アドベンチャーは1.５ｍｍピッチです。大事なことなので２回言いました。

実は最初に買った奴が1.２５ｍｍピッチだった・・・しかもその時は色まで間違えてグリーンを買ってしまった、返品するの面倒なくらいの値段なので勿体無いけど買い直すとか馬鹿なことをしてしまった。

790アドベンチャーを納車して1000キロほど乗りましたよ。
現在オドメーターは2985キロ

一言で言うとめちゃくちゃいいです！頑張って買って良かった。

ロングストロークの単気筒やVツインみたいに味わい深い振動とか鼓動感とか、アナログの面白味とか機械のメカメカしい格好良さとか、スタイリングの渋さとか・・・そう言うのすごくわかるし大好きなんだけど、そういうのとは違うバイク本来のライディングの面白さがある。

乗るとストレスフリーでどこまでも行けちゃう感じで、オフ車なのにオンロードが普通に楽しいのが意外だった。ワインディングとかに連れ出すと本来のスポーツバイクの楽しさってこういうことなんだよねと思える。

でも基本的にオフロードバイクのディメンジョンなので、オフロードではオフ車らしい挙動をしてくれて自分にとっては乗りやすいし、モードがハマればトラコンもかなりいい仕事をしてくれるのがなんとなくわかって来た。

うっかりガバッと開けちゃってもいい感じのとこでスライドが止まるので恐怖感が少ない。ただしストリートモードのままダートに入るとトラコン効き過ぎちゃうのでモード選択は重要。自分でコントロールするんだい！って人にはラリーモードがあるけどラリーモードはなかなか手強いですね。

640との比較でいうと　640はマグラとブレンボの恩恵なのかクラッチとFブレーキのタッチが良くてタイトターンがやりやすい。790はイマイチ。それに加えて車重のせいでタイトターンは気を使う。

高速道路は圧倒的に790の方が快適で速い。振動も少ないしパワー的にも余裕な感じ。快適に走れるスピードレンジが広くて急いでも急がなくても走るのが楽しい。ただし空力的に出来が悪く風の巻き込み大。（これはエクステンションシールドで解消）

林道では640の方が自由に走れる、決して最高では無いが（ここはRMXと比較しちゃうとね）まあ大丈夫な感じ。790はまだおっかなびっくり（笑）

低回転でドコドコ気持ちよくて4000回転から豹変する往年のレーシングエンジンのLC4と違ってLC8ｃはヒュンヒュン回るので低速はちょっと苦手　あと　メカノイズ多めで右足がエキパイの熱で熱い。

燃費は計測してないので良くわからないけどどっちもだいたいリッター20kmぐらいだと思われる。

790はタンク容量的には640ほどじゃ無いけどライダーの疲労を軽減するという点でもっと遠くに行けそうな気がするんです。

640も確かにいいバイクだったけど、今は790の方がやっぱり断然いいかな？

あんなに毛嫌いしてた見た目も今では超お気に入りなので・・・

あとはトラブルがないことを祈るばかりです。